冴えないホテルばかりを渡り歩いてきたピアノデュオ「ベイカー・ボーイズ」のフランク&ジャック兄弟。長年つきあいのあったホテルからもクビにされ、これをきっかけに女性ヴォーカルを入れることになる…。女性ヴォーカル、スーザンを起用するのが転機になって大成功をおさめることになる彼ら…。
次第にジャックとスーザンが惹かれ…
1989/米
出演 ミシェル・ファイファー ジェフ・ブリッジズ ボー・ブリッジズ


こないだお昼にテレ東でやってたのをビデオにとってまで見ました。
なんだか何でもいいから映画を観たかった気分だったの。
しかし
この映画はそんなノリの映画じゃなかった。
昔から存在自体は知っていたけど見ようとしてなかった映画のひとつ。
『どうせ兄弟でミシェルファイファーを取り合う映画でしょ〜』
とんでもなかった。

ピアノで食べていきたい兄弟だが、兄は家族を養うためショーパブの仕事に甘んじていて、弟はジャズの夢を捨てられずに日々過ごしている。
そんな中ミシェル演じる女性ボーカルの起用で好転していくが・・・。

三人三様の思いが伝わってきて切なくなる。
冬のシアトルの夜の街で言い合うセリフもひとつひとつが心に染みてくる。しかもこのときみんなの息が白いのよ。寒さは伝わってくるけど熱いものも伝わってくるっつうイキな演出。

蛇足だけどベイカー兄弟を見下しているレストランのオーナー役があの『24』のメイソンだった!

しかし大人の映画でした。
最後は・・・あまり言うとネタバレになっちゃうけど、10年後のあたしには理解できるかも?っていう雰囲気でした。

まだまだオコサマでよかった。(いくないか)

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