中学生の頃、塾の先生に薦められたのがこの本との出会いでした。
当時先生のお宅にもシーズーがいて、常に動物に囲まれて育ったあたしも借りて読んでいたのに速攻はまって後で全巻買ってしまいました。

まずどの作品にも共通される佐々木倫子さんのアンニュイな雰囲気が全面に溢れていてそれだけでも癒されます。
あたしは疲れたとき、落ちているときに読むと元気が出ます。

登場人物のキャラ色がうまく生かされているのも面白い。
主人公=ハムテルはじめ、それぞれの人物が
「友達だったら面白い」
と思わせてくれる。

でもなんといっても動物たちの描き方が面白い!
温和な性格のハスキー犬のチョビ。
ハスキーといえば顔からして怖いイメージのある犬だけど、性格は温厚・・・というより天然に近いらしい。
あたしも散歩で会うハスキー君たちは人懐こい犬ばかり。
人見知りをしないウチの愛犬でもその積極的な性格に多少ビビリ気味だった。

いろんな話がある中で、あたしのナンバー1は「ポチの話」の回です。
モズのヒナを拾ったハムテルは鳥かごで育てるんだけどチョビと仲良くなっちゃうっていう話。
チョビの無言の演技が涙を誘います。(え、あたしだけ?)

蛇足
この作品から我が家の動物たちは名前を頂戴しました。
(チョビ、ミケ、ポチなど)

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